Story

男が死んだ。事故死だった。
葬儀が終わった夜。
都内の一等地にある男のアトリエに三人の喪服の女が現れる。

「あなた、誰!?」
「私、彼と付き合っていたんですけど」
「私も!」

子持ちのシングルマザー・マロン、美貌の受付嬢・真弓、女医・さな。まったく違うタイプの三人の女はひとりの男と三年前から同時に付き合っていたのだった!
泣き叫び、罵り合い、殴り、語り......やがて女たちがたどりつく男の真実 (TRUTH) とは!?

脚本 三浦 有為子

About

『トリック』『SPEC』『20世紀少年』3部作や『天空の蜂』『望み』など数多くの名作を手がけてきた監督、堤幸彦氏がコロナ禍が吹き荒れるなか原点回帰とも言える作品を製作した。脚本は日本アカデミー賞を受賞した『明日の記憶』や『2LDK』などでタッグを組んだ三浦有為子氏が担当。俳優3人による会話劇で、昨今話題となっている「精子バンク」をテーマに、女の本音をあけすけに描き出す。出演は3人の他、特別出演として佐藤二朗氏が名を連ねている

新型コロナウイルスの猛威が吹き荒れ、エンターテインメント業界も大打撃を受けるなか、広山詞葉が発起人となり予定していた撮影や舞台等が軒並み延期/中止になった俳優仲間に声をかけたことが始まり。 文化庁による「文化芸術活動の継続支援事業」申請締切日前日から始まった企ての熱意が伝わり、堤幸彦氏がメガホンを取ることに。制作期間わずか2ヶ月余のプロジェクトが始まった。 制作費が少なくても期間が短くても「映画は映画だ!」の掛け声のもと、役者と監督、脚本家が企画として奇蹟的に意思一致し、さらに一流のスタッフが集結して短期間で創り上げた。